Archive for the ‘ミーティング’ Category
情報科学若手の会2013( #wakate2013 )に今年も参加してきた
9/14から9/16までの3日間開催された情報科学若手の会という会参加したのですが、「ブログに書くまでが若手の会」ということで、自分なりにまとめてみます。
私は昨年に引き続き二回目の参加でした。
第46回情報科学若手の会
9月14日(土)-16日(月・祝)
ウェブサイト: http://wakate.org/
公式ハッシュタグ: #wakate2013
(つぶやきまとめはこちら:http://togetter.com/li/564177)
その情報科学若手の会ですが、端的にいうと、「情報系の学生・社会人が一堂に会して、泊まり込みで議論し合う温泉合宿」です。
参加者は50人程度で、構成比はだいたい1:1といったところでしょうか。会場は静岡県伊東市の山喜旅館というところでした。1発表40分のメインセッションのほかに、懇親会中に一人15分程度で発表する飛び込みセッションもあります。
なぜこの会がブログで書くほど魅力的なのか。
それを話す前に、まず私の発表について少々触れたいと思います。
#大晦日ハッカソン に参加してみた
@yumu19 さん発案の、大晦日ハッカソンという企画に参加しました。
ハッカソンといっても、顔を合わせてやるわけではなく、各自が自分のスペースで好きなタイミングで自由に制作活動をし、その経過を逐一twitterで報告し合うというもの。
初の試みということで、参加者も私を含めて3人とこじんまりとしてやっていましたが、思った以上に面白い企画となりました。
twitterのまとめはこちらです。
何がよかったかって、作業が進む進む!ほかの参加者が「これできた」という声が上がる度に、自分も負けてたまるかと作業を進めたくなるのです。
感覚を表現するのは難しいですが、ハッシュタグをつけて呟いているだけなのに、謎の連帯感がありますね。twitterのまとめにもありましたが、終わったときは思わず「乾杯!」という言葉が出てきました。
大晦日に一日と決めたのもよかったですね。きちんとその一日で成果を挙げようと計画立てて進めることができます。
また、今回の私の作業(WebGL)がそうだったのですが「今まで手を出せなかったけれど、触ってみたい」みたいなものをテーマにするのもいいかもしれません。普段だったらだらだらと進まなくても、周りの勢いに後押しされて進めることができます。
とにもかくにも、オンラインハッカソン。声を挙げるだけでいいので、準備はほとんどいりません。こんな面白くて進むなら、今後もどんどんやっていったらいいのではないでしょうか。
大晦日は格闘技でもお笑いでもありません。ハッカソンの日です!
結果こんなものができました。
よろしければお使いください。
「地球時計」 http://tsujimotter.info/webgl/earthClock.html
(Google Chrome推奨です。)
追記:
テクスチャが見つかったので、こんなのも作りました。
「月時計」 http://tsujimotter.info/webgl/moonClock.html
「金星時計」 http://tsujimotter.info/webgl/venusClock.html
「火星時計」 http://tsujimotter.info/webgl/marsClock.html
個人的には金星時計が好きです(^^)
追記:
GitHubにソースコードあげました。
https://github.com/junpeitsuji/EarthClock
Moduloとお友達になろう
tsujimotterが参加している某勉強会で発表したスライドです。
3分プレゼン大会と題して、メンバー全員がそれぞれ1テーマの短いプレゼンを次々と発表しました。
テーマの縛りはなかったので、私は好きな数学のお話をしました。
普段から数学の話をしているのですが、ちょくちょくmoduloの話が出てきて、そのたびに説明に詰まって歯がゆい思いをしていたのでいっそ基礎の部分を説明してしまうか、と考えて作った発表です。
想いが熱すぎて3分を大きく超えてしまいましたが(実際7分程度話していました)、modulo計算について噛み砕いて説明したつもりです。
ここら辺の話が分かってくると、オイラーの公式とかフェルマーの小定理とか、中国の剰余定理とかわかってきて、RSA暗号とかのホットな応用も話せるのでたのしいのですよね。
実は、この分野を最初に体系化した人はガウスだったりして、なかなか興味深い。
[追記]
スライドでは応用例として「2012を9で割った余り」を紹介していますが、同じ要領で「2012を99で割った余り」も計算できます。簡単に計算できますので、ぜひチャレンジしてみてください。
数学ガール読書会@札幌( #数学ガール札幌 )、立ち上げます
札幌を中心に、数学ガール(参考:『数学ガール』シリーズ http://www.hyuki.com/girl/)を片手に数学について語り合う読書会を立ち上げたいと思います。
数学ガール読書会@札幌
公式ハッシュタグ(予定) #数学ガール札幌
第0回予定 2012年10月ごろ
立ち上げの動機
数学および数学ガールが大好きな発起人(大学院生・札幌在住)が「みんなで数学ガールの話をして盛り上がれたら楽しそうだなあ」と妄想していたところ、どうやら仙台でそのようなイベントが立ち上がるとのこと。
数学ガール読書会仙台 第0回 http://atnd.org/events/32339
「仙台は遠いよー」「札幌でないかなー」などと呟いておりましたら、作者の結城さん(@hyuki)にリツイートして頂いたり、何人かの方に反応して頂きました。
皆さんのレスポンスに勇気を頂きまして、勝手ながら、札幌の数学ガール読書会を立ち上げようと考えた次第です。
想定している参加者
- 単純に数学ガール(数学)が好きで、数学ガール(数学)の魅力について語り合いたい
- 数学ガールを買ったはいいが、平積みしていて、これを機に読んでみたい
- 数学ガールをもう一度読み直して、わからなかったことを再度理解したい
- 数学ガールで取り上げた数学テーマ(FLT、ゲーデル、ガロア理論など)に興味がある
- 数学ガールは小説として大好き
- ミルカさまの大ファン
などなど、「数学ガールに興味があって、札幌在住の方なら誰でも可」、という感じで考えています。
発起人は、数学ガールをきっかけにガロア理論にはまってしまいまして、ガロア理論の専門書を大量に買ってしまいました。まだ、理解はし切れていないので、「アフター数学ガール的」な発展の部分も一緒に勉強し合えたらなあと考えています。
進め方
具体的な進め方は、プレゼン形式なのか、輪読なのか、とかはまだ何にも考えていませんが、「参加してみたいなー」って漫然と思っている方で集まって決めれたらなあと思います。
発起人としては、まずは最新刊のガロア理論あたりをテーマにできればなと思います。ひとまず2012年10月頃に第0回として集まってみませんか。
参加希望者、ご意見お待ちしています!
札幌近郊にお住まいの方で、参加ご希望の方いらっしゃいましたら、下記連絡先か、本記事のコメント欄にご連絡お願いします。
数学ガール勉強会@札幌 発起人 辻
twitter: @tsujimotter
e-mail: xxxxxxx (削除しました)
まだ、詳細はまったく決まっておりませんので、「こんな感じでやってほしい」「こういう場所でやりたい」など、ご意見大歓迎です!お気軽にご連絡ください。周りに数学ガール好きそうな人がいらっしゃいましたら、宣伝頂けるととても嬉しいです。宜しくお願いいたします!
2012/9/30追記:
読書会用のWikiページを立ち上げました。詳細はこちらに書き込んでいきますので、興味のある方はご確認を。
http://tsujimotter.info/mathgirl/pukiwiki/index.php?MathGirlTop
(スパムが多いので削除しました)